第243章

チャールズは、エミリーに好意を寄せるその男を元々快く思っていなかった。ましてや、彼のパーティーに出席して時間を無駄にするなど論外だった。

今、彼の全精力はロイを裏で操っていた黒幕を突き止めることに注がれている。無関係な人間との社交の場など、全く眼中にない。

しかし、マイクは少し躊躇った後、慎重にもう一つの情報を付け加えた。

「ハワード社長、パテル氏からの招待状はウィンザー様にも送られています。お二人揃っての出席を希望する、と特記されておりました」

その言葉を聞いた瞬間、机をトントンと叩いていたチャールズの指がピタリと止まった。

常に冷ややかなその瞳に、微かな動揺が走る。出かかっていた...

ログインして続きを読む